愛犬との生活

トイプードルと一緒に寝る時の7つの注意点とその解決策

トイプードルと一緒に寝ると「飼い主と立場が同等だと思われて、しつけが大変になる」と、しつけ本やWebサイトによく書かれていますよね。

賛否両論あると思いますが、僕は愛犬との関係やしつけの難易度は、一緒に寝ているかどうかだけで変わるほど単純なものではないと考えています。

実際、僕は愛犬と一緒に寝ていますが、関係が崩れたり、しつけが大変になったと感じたことは一切ありません…が!これだけでは「愛犬と一緒に寝ても良い」理由にはなりません。

なぜなら、愛犬と一緒に寝るためには、飼い主として知っておかなければならない重要な注意点があるためです(本編で詳しく解説しますね)。

本記事の内容をあなたの愛犬に当てはめて、じっくりと考えていただけたら嬉しいです。

本記事から得られる知識
  1. トイプードルと一緒に寝る時の注意点と解決策がわかる
  2. トイプードルと一緒に寝る時の魅力がわかる
  3. トイプードルがなぜ人間と一緒に寝たがるのかがわかる
本記事の作者紹介

翔ちゃん

らくらくラックさん

<自己紹介>
生まれた時から犬がいる環境で育ったため犬が大好きです。知識を高めるために 「犬の管理栄養士アドバンス」、「JDTA認定ドッグトレーナーライセンス」の取得を目指して勉強中です。僕の愛犬だけではなく、あなたの愛犬も元気に長生きして欲しいという願いを込めて記事を作成しています。

<資格>
JCSA認定「ドッグトレーナープライマリーライセンス」SAE認定「犬の管理栄養士」

ラック
ラック
本編が始まるよ!

トイプードルと一緒に寝る時の7つの注意点と解決策

愛犬と一緒に寝るために意識しなければならない重要な7つの注意点と、その解決策を解説します。愛犬と一緒に寝るために、全ての注意点のクリアを目指しましょう!

7つの注意点
  1. 寝返りを打って下敷きにしてしまう(無自覚の事故)
  2. 敷布団よりもベッドの方が怪我をするリスクが高い
  3. 寝室にも愛犬用のトイレを設置する
  4. 愛犬のお気に入りの物を布団に持ち込ませない
  5. 布団を衛生的に保つためには愛犬のお手入れが必須
  6. 愛犬だけで寝られなくなる可能性がある
  7. あなたが風邪をひかないように注意

 

寝返りを打って下敷きにしてしまう(無自覚の事故)

多くのWebサイトで無自覚の事故について取り上げていますが、「この書き方は無責任じゃないかな?」と感じることが多いため、少々辛口に書かせていただきます。

翔ちゃん
翔ちゃん
生死にも関わるため、7つの注意点の中で最も重要な注意点だと考えています。

まず初めに、睡眠中はあなたも愛犬も無意識になるため、事故を100%防ぐためには「愛犬と別々に寝る」しかありません(一緒に寝ることで、必ず事故のリスクが伴います)。

ドッグトレーナーとして働いている方から、「無自覚の事故(骨折や眼球突出)」により毎日のように動物病院で犬の治療が行われている、とお聞きしました。

特にトイプードルは他の犬種と比較して骨が細いため、骨折への注意が必要です。

あなたには愛犬の健康を守る責任があります。

以下の方法を試してみても、あなたに密着※1して寝るようであれば、別々に寝ることをおすすめします(愛犬を大切に想っているあなたであれば、正しい判断ができるはずです)。
1 密着することで下敷きになるリスクが高まってしまいます。

ーーー 解決策 ーーー

  1. 【布団のサイズを大きくする】 愛犬に広々としたスペースを与えることで、あなたから適切な距離を保って寝ることができるか確認する(フカフカな布団が目的の場合は、あなたと距離を置いてくれる可能性がありますよ)。
  2. 【あなたの近くに犬用ベッドを置く】 側面が硬い犬用ベッドを用意し、その中で寝てくれるか確認する。寝返りを打っても、犬用ベッドの側面が愛犬を守ってくれる(側面が柔らかい犬用ベッドをお持ちの場合は、補強してあげるのも手ですね)。

仮に、これらの方法であなたと愛犬が適切な距離を保てたとしても、事故のリスクがゼロになる訳ではありません(愛犬の全ての動きを予測することは不可能なため)。

無自覚の事故についてしっかりと考え、一緒に寝る選択をした後も、この注意点は頭の片隅…いや、頭の中心に置いておいてくださいね。

翔ちゃん
翔ちゃん
1つ目の注意点から重たい話をしてしまいましたね。しかし、とても重要な注意点なので真剣に書かせていただきました。

 

敷布団よりもベッドの方が怪我をするリスクが高い

トイプードルは骨が細いため、不意にベッドから落ちた際に骨折や捻挫、脱臼をする危険性があります(寝ぼけた飼い主さんに蹴飛ばされて落ちてしまうことも…)。

また、ベッドの上り下りは愛犬の腰に負担がかかるため、ヘルニアになるリスクを高めてしまいます。「うちの子は大丈夫」と思っていても、負担は少しづつ蓄積されているのです。

このため、ベッドで寝る場合は以下のアイテムを購入しましょう。

ーーー 解決策 ーーー

  1. 【転落防止の柵】 手足を挟んで怪我をしないような柵を選びましょう。
  2. 【ペット用階段】 ペット用スロープを設置しても良いです。

僕は敷布団で寝ているため、ペット用階段を使ったことはないのですが、個人的には以下の商品が良いと感じました。怪我をしてからでは遅いので、愛犬に買ってあげましょう。

created by Rinker
セルタン
¥10,081
(2021/10/25 00:18:12時点 Amazon調べ-詳細)

階段が2段、3段、4段の3タイプがあり、2段のタイプはトイプードルの身体に合わせて作られているそうですよ!

翔ちゃん
翔ちゃん
ペット用階段はソファーの上り下りにも使えますよ。

 

寝室にも愛犬用のトイレを設置する

愛犬だけで寝室からトイレへ行けない場合(階段がある、戸が閉まっている 等)、「おしっこをしたい!でも寝床は汚したくない!」と、愛犬が困ってしまいます。

「寝床はキレイに保つ」という犬の習性から、布団の上では排泄せずに我慢してくれる可能性が高いのですが、実は良いことではありません。

なぜなら、トイレを我慢しすぎると膀胱炎になる可能性が高まるためです(愛犬が膀胱炎になるくらいなら、布団の上でも良いからおしっこをしてほしいですよね)。

ーーー 解決策 ーーー

【寝室にもトイレを設置】 寝室にトイレを設置するのを嫌がる飼い主さんがいますが、愛犬の健康を守るためにも設置してあげましょう。清潔に保つことも忘れずに。

成犬の1日のおしっこの回数は3〜4回程度※2、うんちの回数は1〜2回程度※2ですが、体調によっては夜中に何度もトイレに行きたくなる時だってあるので、寝室にもトイレは必要ですね。
2 愛犬によって様々です。この範囲内でなければいけないという訳ではありません。

翔ちゃん
翔ちゃん
ラックが下痢をしてしまった時は、夜中に3回うんちをしましたよ。

ご参考までに、ラックは以下のトイレトレーを使っています。

created by Rinker
ボンビアルコン (Bonbi)
¥2,747
(2021/10/24 15:24:40時点 Amazon調べ-詳細)

 

愛犬のお気に入りの物を布団に持ち込ませない

犬には「収集癖」があるため、お気に入りの物やおやつを布団に持ち込んだり隠したりします。ちなみに子供の頃のラックはこんな物を持ち込みました。

  • ピンブラシ:ピン先が丸くなっていますが踏むと痛い!
  • スリッパ:洗面所用のスリッパを持ってきたため汚い!
  • 音の鳴るおもちゃ:知らずに踏んで音が鳴りびっくり!

ーーー 解決策 ーーー

【片付けを徹底する】 不衛生なものや、怪我の危険性がある物でも持ち込もうとするので、あなたがしっかりと防いであげましょう。

翔ちゃん
翔ちゃん
洗面所を裸足で歩く愛犬には抵抗はないのですが、スリッパはとても汚く感じます。

 

布団を衛生的に保つためには愛犬のお手入れが必須

トイプードルは毛が抜けにくいため、換毛期がある犬種と比較すれば布団を衛生的に保つことができます…が!清潔とまでは言えません。

ラック
ラック
布団を汚しているつもりはないんだけど…。

例えば、お散歩中に水溜りに入ってみたり、草むらに顔を入れて匂いを嗅いでみたり、木の枝を咥えてみたり…、愛犬は元気に遊びまわるとどうしても汚れてしまいます。

お散歩後は足を拭いて、ブラシでゴミを取り除いて、必要であればお風呂に入れてキレイにしてあげますよね。しかし、全ての汚れを「毎日」落とすことは難しいですよね。

また、愛犬にノミ・ダニが寄生した場合、あなたへ被害が及ぶ可能性も考えられます。

ーーー 解決策 ーーー

  1. 【お手入れトレーニング】 足などを嫌がらずに拭かせてくれるようにするトレーニングです。
  2. 【ブラッシング】 ゴミを取り除く場合は、ピン先が丸くなったピンブラシがおすすめです。
  3. 【ノミ・ダニ予防】 動物病院でお薬を処方してもらいましょう。

ブラッシングについては以下の記事で詳しく解説していますよ。
≫トイプードルがブラッシングを嫌がる場合に試したい5つの対処方法

トイプードルは抜け毛が少ないですが、アレルギー体質の方は注意してくださいね(一般的には、症状が出にくいとは言われています)。

 

愛犬だけで寝られなくなる可能性がある

一緒に寝ることが当たり前になると、愛犬だけで寝られなくなることがあります(飼い主さんと離れることに不安を感じる「分離不安」といいます)。

特に以下のようなケースで、愛犬が大きなストレスを抱えてしまう可能性があります。

  • 動物病院に入院する時
  • ペットホテルに泊まる時
  • 災害発生により同行避難する時

ーーー 解決策 ーーー

【クレートトレーニング】 愛犬だけでもストレスなく寝られるように、クレートを安心できる場所だと教えてあげよう。愛犬だけで寝られるようになったら、少しずつ一緒に寝てみましょう。

ラック
ラック
ぼくが子供の頃は毎日ひとりでクレートで寝たよ!

クレートをまだ持ってないよ!という方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
≫トイプードルが安心できるクレートはサイズで決まる!基準を解説

 

あなたが風邪をひかないように注意

安心できる寝床をつくるために、掛け布団の上で愛犬がホリホリすることがあります。

可愛くて見入ってしまいますが、しっかりと掛け布団を手繰り寄せておかないと、ぐちゃぐちゃに剥がされてしまいますよ。

気付いた時には、あなたの上には布団がないなんてことも…。

愛犬がずれた掛け布団の上で寝てしまったら、掛け布団を元の位置に戻すことは容易ではありません(愛犬が気持ちよさそうに寝始めたら、力技で戻すのも気が引けますよね)。

ーーー 解決策 ーーー

【布団を手繰り寄せる】 ホリホリは犬の習性であるため、布団を手繰り寄せることで乗り切りましょう。足で布団を踏んで固定するのも手です。

冬のホリホリは風邪の元ですのでご注意ください!

翔ちゃん
翔ちゃん
ラックは体重5.8kgですが、退いてもらわなければ布団をキレイに直せません。




 

トイプードルと一緒に寝る時の魅力を知ろう!

愛犬と一緒に寝るためには「注意点が多すぎてハードルが高い」と感じたかもしれませんが、そのハードルを超えてでも一緒に寝たくなる魅力がトイプードルにはあります。

いきなり注意点を7つも提示したにも関わらず、本記事を読み進めてくれたあなたに、その魅力を少しだけお話しさせていただきます。

翔ちゃん
翔ちゃん
ハードルを超えるモチベーションになれば嬉しいです。
ラック
ラック
ここからは楽しい話だね!

愛犬家のあなたであれば想像がつくと思いますが、愛犬と一緒に寝ると本当に暖かいです。

暖かさを求めるのであれば湯たんぽで十分!…いえいえ、愛犬には暖かさに加えて安心感と重みがプラスされます。この3要素の組み合わせが本当に心地よく、安心して眠れます。

このため、たとえ夏だとしても「暑いからくっつかないで!」と思ったことは一切ありません(トイプードルは夏場に弱いためエアコンを26℃前後に設定してあげましょう)。

しかも!寝言を言いながら足をパタパタ動かす時があるのです(元気に走っている夢を見ているのでしょう)。癒しの次元を軽く超越してきます!

…すみません、熱が入りすぎてしまいました。まだまだ魅力を語りたいのですが、切りがないのでこれくらいにしておきます。

いかがでしたか?トイプードルと一緒に寝ることに魅力を感じてくれましたら、ぜひ前章で解説した注意点の理解と解決策のクリアを目指してくださいね。

次章では、トイプードルが人間と一緒に寝たがる理由を解説します。

翔ちゃん
翔ちゃん
愛犬にはあなたと一緒に寝たい理由があるのです。

 

トイプードルが人間と一緒に寝たがる理由とは?

7つの注意点に悩まされているあなたを差し置いて、愛犬はお構いなしに一緒に寝ようとしますよね(嬉しい悩みですね)。

でも、なぜ愛犬はあなたと一緒に寝たがるのでしょうか?理由を2つご紹介しますね。

ーーー 理由 ーーー

  1. 【飼い主さんが大好き】 犬はもともと群れで生活する習性があるため、寝る時も誰かと一緒にいたいのです。もちろん、誰でも良い訳ではありません。大好きなあなたのそばで、あなたの匂いに包まれて、安心して寝たいのです。(寝ている時は無防備になるため、警戒している人とは寝ません)。
  2. 【布団が好き】 飼い主さんと一緒に寝たいと言うよりも、「フカフカな布団が大好き!」という犬もいます。たしかに、犬用ベッドよりも寝心地はいいですよね…でも、この理由だとちょっとショックです…。

家という広い空間の中で、「あなたのそばで寝たい!」と考えてくれる愛犬が愛おしくなりますね。




 

一緒に寝るかどうかは愛犬の気持ちに任せよう!

今回はトイプードルと一緒に寝る時の注意点と解決策について解説させていただきました。

要点まとめ
  1. 愛犬と一緒に寝るとこで事故のリスクが伴うことを忘れない!
  2. 愛犬視点で快適な寝室を用意する(トイレを設置するなど)!
  3. 災害などに備えて愛犬だけでも寝れるようにする必要がある!
  4. 愛犬と一緒に寝ることには大きな魅力がある!

今回解説した注意点を解決することが ”できなければ”、別々で寝るべきだと考えています(それほどの危険が含まれているテーマです)。

しかし、全ての注意点を解決できたとしても、愛犬と一緒に寝ることができないパターンがあります。

ラック
ラック
…え!?ここまできてダメな時があるの?

それは…「愛犬が一緒に寝たい!」という意思を示さない時です。

あなたと愛犬との関係性がまだ構築できていないのかもしれませんし、ひとりでクレートの中で寝たいのかもしれません。この場合は潔く諦めましょう。

とは言え、今回クリアしたこと(クレートトレーニングやお手入れトレーニング、ブラッシングなど)は、遅かれ早かれ愛犬に教えてあげる必要があるものばかりです。

無駄になることはひとつもありませんので、安心してくださいね。

トイプードルと一緒に寝る時の注意点を理解して、あなたとあなたの愛犬が幸せに一緒に寝られるようになることを祈っています!